『チーズはどこへ消えた?』
15年以上も前にブレイクした本であり、
起業する前に勤務していた会社の取締役から、「いい本だから、読みなさい。」と紹介された本。
(退職後にお会いし、芋焼酎をご馳走になりながらの会話の中で・・・)
私のメンターであるこの方からは、たくさんのことを教えていただいた。
退職前にプレゼントしていただいた『三国志』は、今も書棚の定位置にある。
『チーズはどこへ消えた?』
ちなみにこの本は100ページにも満たなく、薄くてすぐに読める本。
スペンサー・ジョンソンが書いた本で、全米で大ヒットしている。
あの頃・・・
日本でも相当数のビジネスマンがこの本を読んでいた。
迷路の中にチーズの置かれた部屋がある。
2匹のネズミ(スニッフとスカリー)と、2人の小人(ヘムとホー)が偶然その部屋を見つける。
毎朝、決まったようにその部屋に出かけ、チーズを食べ、幸せ気分に浸る。
ところがある日、チーズがなくなる。
すぐにまた迷路を走り回り、新しいチーズの置場所を探すネズミ。
安楽さに固執し、変化を嫌う小人。
これらを通して、自分が変わることの大切さを学ぶことができる。
人の成長を止める「慣れ。」
いつしかコンフォートゾーンから抜け出ることができなくなり、『普通』のレベルが徐々に徐々にと下がってしまう。
現状維持。
今のままが楽でいい。
それではいけない。
環境(現状)に満足するのでなく、少しでも良くなるために変化する。
進化成長。
昨日よりも今日、今日よりも明日の自分を成長させよう。